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生保レディの離職率はどうして高いのか?その理由を徹底分析!

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生保レディほど離職率が高いという噂が先走っている仕事もありません。

  • 担当者がコロコロ変わる
  • ノルマがきつくてすぐに辞める
  • 親戚や友人がいなくなる

こんな噂を耳にしたこと、ありますよね・・・これってまんざら嘘ではないんです!

今回は生保レディの離職率について、元国内生保レディの筆者がその理由と実態をご紹介します。これから生保に転職しようと思っている人も、現在進行形で辞めたいと悩んでいる人も、是非参考にして下さいね。

生保レディの離職率は適当な勧誘で高くなる!

ハローワークの前で「ちょっとよろしいですか?」と声をかけられたこと、ありませんか?

そして「勉強会があるの。お弁当も出るし、保険の勉強もできるからちょっとだけ参加してみない?」なんて、勉強会に勧誘されたことはないでしょうか?

これは生保業界あるあるの1つ・・・足りない成績を人員の補充で賄う制度です。

もちろん、顔見知りの人から声をかけるのですが、それでは間に合わないので「仕事を探している女性」をターゲットにして、勧誘しているのです。

その人の生活環境や性格、営業員としての資質は考えてません。とにかく人を集める!・・・それだけです。

どんな会社でも入社するには面接や試験があります。生保の場合は、質より量。多くの人間が続かないことを知っているから、分母を増やすために誰でも良いから勧誘するんです。

そんな募集をしていれば、離職率は当然高くなりますよね。

生保レディの離職率が下がらないのは何故?

実際に勤務した生保レディの人が口をそろえて言うのは、「話が違う」というフレーズです。

  • 長く勤務できる
  • 家庭と両立できる
  • 旦那と同じくらい、それ以上稼げる

実に魅力的な条件で人を募集するのが生保の特徴です。

楽しそうに働く生保レディのTVCM・・・見たことありませんか?あれは、はっきり言って夢物語です。長く勤務するのも、家庭と両立するのも、旦那以上に稼ぐのも、ノルマを達成すればの話です。

自分に課せられたノルマを達成しなくてはいけないのは、営業職である以上当たり前です。

ノルマが達成できなければ、必然的に離職しなくてはいけないのです。

離職率から見る生保レディの実態!

①家庭との両立は厳しい

生保の顧客の多くは「健康で保険料の支払いができる人」・・・仕事をしている人なんです。その顧客に会って商談するには通常の勤務時間は難しいですよね。週末や終業後にアポイントを取らなくてはいけません。

主婦がそんな時間に思い切り働けますか?

②給料は思うように上がらない

生保レディの給与形態は会社によって異なります。ただし、どの会社も保障期間が終われば、歩合給の営業職です。年々上がるノルマをコンスタントにこなしていけなければ、給料は上がりません。

③毎年査定がある

営業職の中でも生保レディは厳しいノルマがあります。正社員扱いではないので、1年ごとに査定があり、ノルマ未達の場合は簡単に辞めさせられます。

長く続けるには、契約ありきという大前提があるのです。

④経費は自腹

生保レディは個人事業主です。そのため交通費・手土産代・ノベルティ代など、営業にかかる費用は自腹です。保険会社によっては、仕事で使用するPCにも費用がかかります。

契約が思うように挙がらない月に、10万以下の給料で経費を捻出するのは至難の業です。経費がなくて活動できない・・・筆者の周囲にはそんな生保レディがたくさんいました。

生保レディの離職率の高さには理由があった!

筆者も国内生保に5年ほど勤務していましたが、今では退職しています。理由は・・・契約が取れずに給料が低すぎたから!筆者の勤務していた5年間に、辞めていった同僚は数えきれません。中には名前を覚える前に辞めてしまった人もいます。

生保レディの離職率の高さには、それなりの理由があるのです。会社側は育てようという意識がなく採用しています。辞めたいと悩んでいるのなら、心身に異常をきたす前に、勇気をもって退職することをおススメします。

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